全てわかる!【椅子(ゲーミングチェア)が勝手に下がる?】ワンコインで対策してみた話

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この記事では、
ガス圧を使用して上下する椅子について、
ガスが抜けて?徐々に下がっていく現象の対策方法についてのご紹介です。

レバーを操作して一番上に上げた状態で、
ただ座るだけで、ゆっくーり下に沈んでいく状態。
この記事の対策を実践することで解決できるかもしれません。

ワンコインで治るなら試してみる価値ありですよね!

実際に対策してみたところ今のところ快適です。
耐久性については継続的に確認する予定です。

それでは本題の対策方法について紹介していきましょう。

【今回実施したワンコインの対策方法】ホースバンド

結論からですが、今回の対策方法は、こちらのホースバンドを使用しています。

ホースバンドとは、本来ホースをつないだ際に
外れないようにする固定具です。

本来の用途とは少し違いますから、自己責任でお願いしますね。

なぜホースバンドで椅子の下降が止められるか?

さて、ホースを止めるためのホースバンドですが、
どうやってつけるのかご説明しますね。

その前にガス圧を使用して座面を上下する椅子の
動作について触れておくと、

単純に言ってしまうと、ロッドの伸び・縮みをガスでやっている。
ということで理解しておけば大丈夫です。

ホースバンドでロッドの縮み側を制限してあげます。

具体的には、この部分にホースバンドを装着します。

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椅子のロッドにホースバンドを装着して下がらなくした状態。

すると、この部分まではロッドが縮みますが、
これより先はホースバンドがつっかえて下がらない。

というのが原理になります。

ホースバンド以外の対策方法とメリットデメリット

ホースバンドで勝手に椅子の座面が下がる現象の対策はばっちりですね。
ただし、注意点と他にも対策方法がありますので一応紹介しておきます。

ホースバンドを使用するときの注意点

ホースバンドで対策する際の注意点は以下の3点です。

  • 完全にガスが抜けてレバーを操作しても一番上まで上がらない場合は使えない。
  • 金属の板金打ちっぱなしなので、作業するときに手を切らないように気を付ける。
  • ホースバンドには対応する径がある。

1つずつ解説していきましょう。

完全にガスが抜けてレバーを操作しても一番上まで上がらない場合は使えない。

先ほど、ガス圧を使用した椅子は、ロッドが伸び・縮みすると説明しました。
ガスが完全に抜けきっていてロッドが一番下に常にいる場合、
つまり、レバー操作をしても座面が上に上がってこない場合ですね。

その時は、そもそもロッドが伸びた状態でホースバンドを留めないといけませんから、
この方法は使えないということになります。

座面が一番上まで来ることは確認しておいてください。

金属の板金打ちっぱなしなので、作業するときに手を切らないように気を付ける。

こちらは実際にわたしが購入して取り付けたものですが、
ご覧の通り、ワイルドな金属の板。という感じです。

ホースバンドなんて、一般の人が購入したり触ったりする機会ないですよね。
わたしは製造業関係で装置なんかを作ったりしますが、
今のところ業務でホースバンドは触ったことないです…

さて、話は戻りますが、
このホースバンド、厚さが薄いこともあって、手を切りやすいです。

できれば、軍手だったり手袋をはめて椅子への取り付け作業をすることをオススメします。

ケガしてからでは遅いですからね。転ばぬ先のなんとやらです。


こんな感じの手袋だったら重い荷物を運んだりするときなんかも使えますし、
汎用性が有りますから1つ持っておくと何かと便利かもしれませんね。

ホースバンドには対応する径がある。

ホースバンドですが、物理的にバンドの長さが決まっていますから、
留める対象物によって種類を決めてあげる必要があります。

ホースバンドだったらなんでもいいのか?
というとそんなことは決してないので注意が必要です。

ホースバンド以外で対応する場合の紹介

ホースバンド以外で対応する方法は以下2点です。
基本的にはホースバンドよりも高価な選択肢になってしまいます。

  • ガスシリンダーを購入して交換する。
  • 消耗品だと割り切って椅子本体を新品に買い替える。

ガスシリンダーを購入して交換する。

故障している部品を新品にしてあげる方法ですね。

実はAmazonなんかでもガスシリンダー単体を部品として販売しているんです。


ただ、そもそもこのガスシリンダー、
取り付けは簡単なのですが、今ついているガスシリンダーを外すのに
ゴムハンマーが必要な場合があったりと少し大変です。

わたしもかつて廃棄するために分解したことがありますが、
なかなか苦戦した覚えがあります。

廃棄するための分解だったので結構大胆にハンマーでたたきましたが、
部品が結構傷だらけになったような覚えがあります。
それくらいすっぽりハマっていると取り外すのが大変です。

消耗費だと割り切って椅子本体を新品に買い替える。

ゲーミングチェアに限って言えば、
一昔前はAKRacingか、海外のメーカーくらいしかありませんでしたし、
それぞれとても高額でしたよね。

AKRacingのゲーミングチェアの一例↓↓高価ですね。

ただ、今はいろいろなメーカーがゲーミングチェアを製造し始めたおかげで、
だいぶお求めやすい価格で入手することが可能となりました。

↓これはだいぶお安い…

ですから、座面の状態が例えばヘタって来たな…
という状態であるならば、思い切って新しい椅子を購入してみるのも
選択肢として検討してみるのもいかがでしょうか?

ホースバンドを椅子の修理で使用することのメリット・デメリット

ここまで注意点や、ホースバンド以外の選択肢についても紹介してきましたが、
ホースバンドを使用することによるメリット・デメリットについてまとめて紹介しましょう。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
ワンコインで修理できる可能性が有る。状態によっては修理できないかもしれない。
※注意点の章で記載済み。
バンドを固定するだけなので、
素人でも5分もあれば作業が完了する。
バンドの固定位置は1か所なので、
今まで通り上下させることができない。
パーツを1つつけるだけで
また使えるようになるのでエコ。
ガスシリンダーの状況によっては、
ホースバンドでも固定できない可能性がある。
※ホースバンドが無駄になる。

1つずつ解説していきましょう。

ワンコインで修理できる可能性がある。

ホースバンドの値段ですが、
たいていの大きさで1つ500円以下程度で購入可能です。

つまり修理に必要なパーツはワンコインで揃うということになります。
※手で回すホースバンドとドライバーで回すホースバンドが存在します。
ドライバーで回すタイプの場合はドライバーが必要です。

ワンコインで修理できるのであれば試してみる価値ありですよね??

バンドを固定するだけなので、素人でも5分もあれば作業が完了する。

必要なパーツはホースバンド1つでワンコインで入手可能と紹介しましたが、
バンドの固定自体も非常に簡単です。

わたしが今回購入したのは、
微調整で便利そうということで手で締めるタイプにしました。

ほかにも、ドライバーを使用して締めるタイプもありますが、
調整するのにわざわざドライバーを使用するのは手間な気がしたので、
今回は手で回すタイプにしました。

ちなみにドライバーを使用して締めるタイプのホースバンドはこちら↓

値段的にはドライバーを使用して締めるタイプのほうが、
お手頃のモノが多いですが、そもそも手で回すタイプもワンコインですから、
そこまで差はないと言っていいです。

構造としても単純で、
ここを回すと、ねじがバンドを引き寄せます。

すると、バンドの径が小さくなっていき、締まる。
という原理ですね。

パーツを1つけるだけでまた使えるようになるのでエコ。

環境問題が話題になることが多い昨今。
壊れたから新しいものを購入するというのもアリですが、
部分的に壊れているだけならば修理してみませんか??

このホースバンド1つで修理できるなら、
エコですよね!

ホースバンドはネット通販でも取り扱いあり!ホースバンドの選び方。

ホースバンドはネット通販でも購入可能です。

わたしはAmazonで購入しました。
他にも近くにホームセンターがあるなら取り扱っているか確認してみるもの良いでしょう。

ここでは、ホースバンドの選び方についてご紹介しておきます。
注意して確認するのは下記2点です。

  • ロッドの径に対応したホースバンドを選ぶ。
  • ねじで締めるのか手で締められるものにするか選択する。

ロッドの径に対応したホースバンドを選ぶ。

修理したい椅子のロッド部分の径を測定しておきましょう。

ノギスなんかがあれば完璧ですが、
そもそもホースバンド自体、ある程度締められる径に幅があります。

ですから、大体の直径が合っていれば大丈夫です。

こんな感じで直径を測っておきます。

chair-rod-measure
ガスシリンダーの直径を簡易的に測定している様子。

直径がわかったところで、
今度はホースバンドのところを確認すると、
このように、どこからどこの径まで対応しているか?
という表記があります。

ちなみに使用している長尺はシンワ製の薄っぺらいタイプのものです。
精度も高いし薄いしで場所も取らないのでオススメの逸品です。

この対応している径に、ロッドの径が収まる型式のものを購入しましょう。

ねじで締めるのか手で締められるものにするか選択する。

わたしは手で締められるタイプのホースバンドにしたと言いましたが、
このようにドライバーを使用して締め込むタイプもあります。

日常的にドライバーを使用するのであれば、
こちらでも違和感なく使用できるかもしれませんね。

ただわたしは日常的にドライバーを使用しないので、
ちょっと微調整したいときにドライバーを引っ張り出すのが面倒…

というわけで手で回せるホースバンドを選択しました。
ドライバーで回すホースバンドよりも
気持ち高価ですが、それでもワンコインですから、
特に理由が無ければ手回しにしておいたほうが
取り回ししやすくてオススメです。

今回のまとめ

今回は、ゆっくりと下がってしまう椅子の修理を、
ホースバンドで修理する方法についてご紹介しました。

椅子そのものを買い換えたり、
手間のかかるシリンダーの交換をしなくても
固定位置にはなってしまいますが修理可能ということが
わかっていただけたと思います。

最後にわたしが購入して実際に現在使用中の
ホースバンドを紹介して終了したいと思います。

※このホースバンドはわたしの椅子には適合していますが、
あなたの椅子に適合するかは、ロッドの径をしっかり確かめてからにしましょう。

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