今回はGOOPASSを使ってレンズを借りてみたので、実際どうやって配送されて、どんなレンズが到着したのか紹介していきます。
GOOPASSとは、カメラや交換レンズを月額いくらかでレンタルできるサービスです。カメラもニコン、キヤノン、ソニーといった主流メーカーに加えて、アクションカムのGoProなんかもレンタル可能です。
GOOPASSの説明を読むだけではあまりイメージつかないな、というあなたのために実際にレンタルの流れを説明していきます。是非最後まで読んでいって下さいね。
GOOPASSとは何なのか?5分で理解できる!
年間通販サイトで100アイテム以上購入し、良いアイテムも悪いアイテムも世間に発信することを使命としてブログをやっている
コスパ太郎
![cospa-taro](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2020/08/DSC_3476_00001-1024x684.jpg)
GOOPASSとはどんなサービスなのか?
GOOPASSとは、簡単にいうと
【カメラや交換レンズのレンタルサービス】です。
カメラや交換レンズの他にも、
撮影用のマイクや三脚、マウント変換アダプタなどもレンタルできます。
カメラとってもアクションカムからデジタル一眼レフカメラ、
ミラーレスカメラ、映画を撮るようなプロ用機材まで多岐に渡ります。
このサービスを使う用途としては、
例えば、購入を検討している時に試しに使ってみてイメージ通りか確認するときに
使えますよね。
他にも、ご自身の使うシチュエーションが年に何回もない場合、
購入するよりもその時だけレンタルで十分。なんて時に使えますよね。
GOOPASSでニコンのズームレンズを借りる方法
GOOPASSでわたしがニコンのズームレンズを借りた時を例にして
実際に借りる流れについてご説明していきます。
どこかの店舗に出向いたり、
書類を郵送したりなどは基本ありません。
全てインターネット上で完結します。
それでは順番に解説していきます。
借りるためにまず会員登録
まずは会員登録をする必要があります。
この会員登録をした時点では特に料金は発生しませんから、
気軽に登録してみましょう。
新規登録の画面はこうなっています。
メールアドレスとパスワードを決めて、利用規約に同意すれば
会員登録完了です。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/image-1.png)
この会員登録が完了していないと、
実際にカメラやレンズを借りることはできません。
ですからレンタルする可能性が少しでもあるなら登録することをオススメします。
借りたいレンズ・カメラを選択する
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/image-2-1024x629.png)
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/image-3.png)
レンズ・カメラに対応するランクで契約する
ランクは、そのまま月額料金に直結します。
例えばわたしが今回レンタルしたレンズはランクLv.2で契約することで借りられます。
といっても、自分でどのLv.でどのレンズが借りられるから…
などと考える必要はありません。
このように、レンタルの申し込みの流れで
自動的に契約する必要があるLv.が表示されます。
ここに表示された金額が1か月あたりでかかるレンタル料ということになります。
製品説明の写真にもちゃんとRankが記載されているので、
わかりやすくていいですね。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/image-6.png)
このレンズならRank5。
配送の日時を設定する
レンタル品は、ご自身の好きなタイミングで受け取りが可能です。
平日は朝から夕方まで仕事に出ていて、土日祝日しか受け取れない場合は、
土日祝日に指定して発送してもらえます。
インターネット通販では置き配が一般的になってきていますが、
レンタル品はそういうわけにいきませんよね。
ですから、確実に受け取れるように最初から設定できるのはいいですね。
わたしは土曜日の午前中指定で受け取りました。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/image-4.png)
私の場合はちゃんと指定した通りに、
土曜日の午前中に配送してもらえました。
注意書きにありますが、
災害や休業など希望通りに到着しない場合があるようなので、
かならず余裕を持った希望日・希望時間にするのが良いとのこと。
レンズが到着してからすること
![goopass-rens-box](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4072-1024x683.jpg)
レンズ(レンタル品)が手元に到着したら、
いくつかやることがあります。まずは開封しましょう。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4075-1024x683.jpg)
すると、このように注意書きがされています。
・レンタル品の付属品含めてちゃんと入っているか?
・動作は正常にするか?
この2点をレンタル品到着後3日以内に確認する必要があるとのことです。
ですから、すぐに使う予定がなかったとしても、
かならず開封して動作確認と付属品が入っているか確認しましょう。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4077-1024x683.jpg)
GOOPASSから送られてきたものが正しいか確認する。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4081-1024x683.jpg)
今回レンタルしたレンズは、
レンズのケースとして黒いフカフカの巾着に入って、
さらにエアパッキンの袋の中に入っていました。
レンズがどうやって配送されるのか興味がありましたが、
結構必要十分というか、ちょうどいい梱包形態ではないかな。という感想です。
当然これはこのレンズの話であって、超望遠レンズや、
カメラ本体がどんな梱包なのかは不明です。
さて、この梱包からレンズを取り出して、
レンタルしたレンズと同一の物か確認します。
![NIKKOR-Z-28-75mm-f/2.8](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4084-1024x683.jpg)
NIKONのZマウントレンズ、焦点距離28-75mm f/2.8のズームレンズです。
今回は、24-70mm f/2.8 Sと直接比較するためにレンタルしてみました。
GOOPASSから送られてきたものが正常動作するか確認する。
カメラの場合は電源が入るか、内蔵マイクで録音できるか、
そもそもシャッターが切れるか?など正常動作の確認がありますが、
レンズの場合はいたって簡単ですね。
とりあえずAFが効くか、絞りが切り替わるか、シャッターが切れるか。
この3点ぐらいでしょうかね。防振が効いているか確認できる方法があればいいですが、
人の感覚に頼ることになるので難しいでしょうね。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4085-1024x683.jpg)
今回レンタルしたレンズは、まったく問題ありませんでした。
外観も傷もなく、レンタル品として運用されているとは思えないくらいキレイでした。
借りたレンズで撮影する。
借りるために借りたのではないので、
撮影しましょう。
今回は、さきほども少しお伝えしましたが、
手持ちの24-70mm f/2.8 Sと焦点距離がとっても近い
28-75mm f/2.8と比較してみました。
比較結果については、こちらの記事に詳しく書いています。
結果が気になったら是非ご覧くださいね。
GOOPASSのレンズの返却方法
最後に返却方法です。
レンタルしたら最後は返却が必要になりますから、
きちんと理解しておくことが重要になります。
とはいってもそんなに複雑ではないので安心してください。
こちらにGOOPASS公式の返却方法についてのページを
載せておきます。この説明で納得されたら次に飛んでもらって大丈夫です。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4076-1024x683.jpg)
まずは、このように、
送られてきた状態に戻します。
レンズの場合は、クリーニングもしておきます。
SDカードなどの私物の抜き忘れ、データの吸出しもお忘れなく。
送れる状態になったら、
今度は発送の作業になります。
レンタル品が入っている箱の中に、
返却方法のお知らせというファイルに入った書類が同梱されています。
基本この通りにやればいいだけなのですが、
ねんのため解説しておきましょう。
返却方法は大きく分けて2種類あります。
それが、
・宅配業者に自宅まで引き取りを依頼する。
・ご自身で配送業者に持ち込みする。
それぞれ解説していきましょう。
GOOPASSのレンズの返却方法①佐川に引き取ってもらう。※オススメ
![delivery-person](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/27400054_l-1024x574.jpg)
一つ目のレンズの返却方法は、
佐川急便に自宅まで取りに来てもらう方法です。
佐川運輸に引き取ってもらう方法ですが、
ご自身のマイページ上から、レンタル中の製品が表示されますよね。
それと同時に、【集荷依頼】というボタンも存在するはずです。
この【集荷依頼】というボタンを押すことで、
次に集荷を依頼する日時を選択する画面に飛びます。
そこであなたのご希望の集荷日時を入力することで完了です。
あとはあなたが希望した日時に佐川急便が来てくれます。
そこで梱包したレンタル品を引き渡したらもう完了です。
個人的にはこれが一番オススメですが、
もし例えば午前中指定したとして、午前中ずっと家で待機しているのが難しい。
なんていう場合は、これから紹介するコンビニ・郵便局・ヤマト運輸への
持ち込みも検討したほうが良いかもしれません。
GOOPASSのレンズの返却方法②ご自身で持ち込む。
![carry-by-oneself](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/27248028_s.jpg)
ご自身でレンタル品を持ち込む場合は、3パターン存在します。
その3パターンがこちらです。
この中でも、ヤマト運輸はめんどくささが1ランクアップします。
少し前までは送り状が同梱されていたようですが、今はいっていないとのこと。
今回レンタルしたときもヤマトの送り状は同梱されていませんでした。
郵便局・ローソンにレンタル品を持ち込む。
郵便局とローソンの場合は、
商品返却手続きの画面で「お近くの郵便局・ローソンから発送」を選択する必要があります。
郵便局でも、ローソンでもいいのですが、
共通しているのが、二次元コードを読み込ませて宛先を自動入力できます。
つまり、GOOPASSから、二次元バーコードを表示できればそれを
使って郵便局かローソンの端末を使って発送するイメージです。
ヤマト運輸にレンタル品を持ち込む。
ヤマト運輸は、一番面倒なのであまりお勧めしません。
というのも、少し前までは特に問題なかったようですが、
先ほどもお伝えしたように、ヤマトの送り状の同梱が廃止されています。
ですから、自分で送り状を作る必要があります。
ただし厄介なことが一つあります。それが、送り先が2つあるということ。
ご自分のレンタル品がどちらの倉庫から来たか把握したうえで、
着払い伝票にその倉庫の住所を記載する必要があります。
そもそも到着時点でわたしのように伝票をはがしてしまった場合、
どちらの倉庫から来たのかわからなくなってしまうので、
ヤマトでは送れないですね。
そもそもどうしてもヤマトで送らないといけない事情は普通の人は無いですよね…
GOOPASSでレンズを借りるといくらか?
![money-calc](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/22792418-1024x858.jpg)
さて、GOOPASSですが気になるのはそのレンタルするお値段じゃないでしょうか?
今回レンタルしたレンズを例として、レンタル料金についてご紹介してみます。
今回レンタルしたレンズが、NIKONのNIKKOR 28-75mm f/2.8です。
GOOPASSの中では、RANK2に分類されます。
このRANKは0~10で分かれていて、ランクが上がるごとに、
月額のレンタル料金が上がるシステムです。
月額のレンタル料金と製品の値段を比較して、
コスパのいいRANKについて調べた以前の記事も載せておきますね。
今回のRANK2のレンズの場合、月額11,980円でレンタル可能です。
ただし、注意点として、レンタル品の往復送料が別にかかります。
例えば、RANK2のレンズを同月中に何回借り直しても月額11,980円ですが、
借り直した回数分往復の送料が追加になります。
その往復の送料というのが、1,650円です。結構いい値段しますよね。
この往復送料は、当然ながら月額レンタル料とは別ですから、
RANKが低ければ低いほど(月額料金が安いほど)送料の比率が高まります。
RANK0の場合、月額料金は2,970円。往復送料が1,650円。
冷静に考えるとちょっとばかばかしくなってきませんか….
同じ月でRANK0のレンズを入れ替えて2回借りた場合、月額レンタル料金よりも
送料のほうが高くなります。
GOOPASSでレンズを借りてみた感想3つ。
![](https://costperformance.xyz/wp-content/uploads/2023/08/DSC_4074-1024x683.jpg)
GOOPASSでレンズを今回借りてみて感じたことは3つです。
インターネット上で申し込みと支払いが完結するのはラク。
申し込みや支払い関係はすべてインターネット上で完結します。
どこかに出向く必要がありませんから、通勤時間やちょっとした休憩時間でも
申し込み可能です。受け取りも休みの日にできますから、
平日忙しい方にはピッタリですね。
返却方法も集荷に来てくれる方法も、
自分で持ち込む方法もどちらでも選べるのはいいですね。
梱包は丁寧で、レンタル品もキレイ。
どんな梱包で到着したかは少し前のところでお伝えしました。
レンズの梱包としては必要十分という感想です。
また、使ったら返すということで、再梱包するのが簡単なのもよいですね。
よくテープでぐるぐる巻きにする梱包方法がありますが、
あれでやってしまうと、再梱包するのが難しいんですよね。
緩衝材がびりびりになってしまったり….
その点GOOPASSの梱包方法は、
一切テープ類を使用していないので再梱包が非常にラクです。
レンタル品もキレイでした。
レンタル品ということで、いろんな人が使ったいわゆる中古レンズのイメージでしたが、
まったくそんなことはなかったです。レンズ自体が新しかったのかは不明ですが、
少なくても今回借りたレンズに関しては使用感がほとんどありませんでした。
公式HPのQ&Aが充実していて、知りたいことがすぐわかる。
公式HPを一度ご覧になってほしいのですが、
借りる前から、借りた後、返す時などに分けて細かく記載されています。
これだけ書いてあれば、迷うことはほとんどないでしょうね。
GOOPASSで借りてよかったか?
正直、最初はカメラやレンズのレンタルと見て、
使いまわしのボロボロのレンタル品が来るんだろうな。なんて想像していました。
ただ、実際レンタル品が手元に届いたら、
新品とほとんど変わりませんでした。マウント周りはカメラボディと擦れるところなので、
多少傷が入っていましたが、それ以外はキレイでした。
そもそもレンズやカメラをレンタルする人も大切にレンタル品を扱っているから、
自然とキレイに保てるのかもしれないですね。
正直GOOPASSで借りてよかったかというと、よかったです。
レンズというと、今までは新品or中古で購入というのが普通でした。
というか、選択肢がありませんでした。
ですから、ちょっと試してみたいということが難しかったですよね。
カメラデビューなんて一式そろえると結構なお値段になりますからね。
一式すぐに使わなくなるとかもったいなさすぎません?
あとは、運動会や発表会で超望遠レンズが必要な時には重宝しますね。
普段から超望遠レンズなんて使わないですよね??600mmの焦点距離とか…
そんなとき、GOOPASSであれば月額料金でレンタル可能ですから、
ひつような時だけレンタル可能。保管場所もコストも解決してくれますね。
最後にGOOPASSの公式ページに飛べるリンクを貼っておきます。
こちらでどんなレンズやカメラが、どんな値段でレンタルできるか?
確認してみるといいかもしれません。
それでは良いコスパライフを。
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