今回は、わたくしコスパ太郎が
実際に使用していてコスパ高いな~
と感じているSDカードについてご紹介します。
Sony FX30を購入して、
SDカードをどうしようかと悩むのは当然ですよね。
デジタル一眼系のカメラでも、
コンパクトデジカメでも、
基本はSDカードなんてずっと使ってきたけど、
動画に強いSDカードなんてわからない。
ましてや今SDカードの容量や価格について
相場がよくわからない。
それに、SDカードの読み込み・書き込み速度が….
なんて話になったらもうよくわからないですよね。
その気持ちはわかります。
ですから、今回は小難しい話は抜きで、
わたくしコスパ太郎が絞った情報でお届けします。
SONY FX30でどのSDカードを使えばいいかわかる
年間通販サイトで100アイテム以上購入し、良いアイテムも悪いアイテムも世間に発信することを使命としてブログをやっている
コスパ太郎

わたしがSony FX30で使用しているSDカードは?
それでは早速わたしがSony FX30で使用しているSDカードを紹介します。
こちらが実際に使用しているSDカードです。

FX30はSDカード用のスロットが2スロットありますから、
同じものを2枚入れています。
合計すると512GBとなり、1TBの半分といった感じ。
ちょっと前までこんな容量のSDカードなんて普及するとは思ってもみなかったですよね…
1GBの容量のSDカードが出て、
MB表示はなくなってあっという間にTBまで見えてきてます。
これは通販で購入しました。
ちょっと注意点なのですが、私が購入したのは
並行輸入品となります。
中身はSanDiskの純正品ですが、
パッケージなどが若干異なり、日本正規流通品とは異なります。
ただ、何度も言いますが、
中身は同じです。つまり性能は同じ。
それだったらお安い並行輸入品のほうが良くないですか?
これ知らない人だったら同じものを高値で買うことになります…
ちなみに全く同じもので、こちらだと…
↑Amazonのリンクです。クリックすると値段が確認できます。
本記事執筆時点で1,000円以上高いです。
同じものなら安いほうが良いに決まってます…
※2024年1/13追記
コメント欄にもある通り、Amazonで購入した上記のSDカードで
不具合が出ているものがあるようです。
購入したら、必ずご自身で転送速度を確認するようにしてください。
容量はどれくらい必要になる?
そもそもですが、
FX30で撮影するときに容量はどれくらい必要でしょう?
これは結構撮影するモードによって大きく変わります。
例えば、4Kで撮影するのか、FHDで撮影するのか。
それからフレームレートは30なのか、60なのか?といった具合ですね。
私の場合は、4Kのフレームレート60で撮影することが多いです。
というかですね、撮影するモード多すぎるんですよ実は。
↓↓これが公式で書いてある撮影モード↓↓

例えば一番上の
[XAVC S-I 4K] 59.94p,600Mbps 4:2:2 10bit
これを設定すると、55min撮影可能と表示されます。
256GBのSDカード1枚で55分なので、
2枚で2時間弱撮影できることになります。
一応、この600Mbpsは後ほど説明しますが、
このモードが一番1分あたりの容量が大きくなりますから、
どんなに高画質なモードで撮影しても、
256GBあれば1時間弱撮影できると覚えておくといいと思います。
書き込み速度の推奨はどれくらい?
先ほど容量のところで少し出てきましたが、
600Mpsというものは、いったい何なのかご説明しておきます。
この600Mbpsは、
1秒間に600Mbの情報をSDカードに書き込むモードです。
この600Mbとは、B(byte)とb(bit)で変換をしないとわかりづらいので、
変換をすると、600/8で、75MBとなります。
つまり、1秒間に75MBの通信(書き込み)ができるSDカードが必要ということになります。
では、その通信の速度はどうやって調べるのか?
ご安心ください。先ほどご紹介した
SandiskのextremeProに関しては、実物で測定しています。
その結果がこちら。↓↓↓

こちらの右の欄、Writeに注目してください。
Writeは、80MB/sを少し超えるくらいですね。
先ほどの75MB/sに対してギリギリ超えていることがわかります。
ですから、計算上は、
一番高画質な600Mbsに対してもギリギリ使える。
という結論になります。
値段と容量、書き込み速度のバランスで選ぶと…
ここまでで、何となくSandiskのExtremeProを買っておけば、
とりあえずは大丈夫。256GBにすれば、少なくても2枚で2時間弱の撮影が可能。
ということがわかっていただけたと思います。
ただし….
そんなに超高画質で撮影するわけじゃない。
4Kでもフレームレートは24くらいでいつも撮るんだ。
という場合、こんなにハイスペックなSDカードは必要ないですよね。
そんなとき、何を重視するかで選ぶものが変わります。
というわけで通信速度を抑えた少しお安いモデルをご紹介しておきます。
少し通信速度を落として高コスパのSDカード
SandiskのExtremeProは、80MB/sの書き込み速度でしたが、
例えば、XAVC HS 4Kで59.94pで撮影した場合は、200Mbpsです。
つまり、200/8=25MB/sあれば大丈夫という計算ですね。
writeが25MB/s以上のSDカードだと、
ここら辺がメジャーです。
こちらもSnadiskですが、Extreme Proの一つ下のカテゴリになっています。
容量は64GBですが、ちゃんと256GBモデルも用意されています。
なぜこの64GBを選択したかの理由ですが、
こちらのSDカードは、写真用のカメラでずっと使用しているからですね。
α7iiiで運用しています。写真だと連写し続けるような運用をしない限り、
動画ほどの高性能なSDカードを必要としません。
64GBモデルにはなってしまいますが、
同様に通信速度を測定した結果をこちらに張り付けておきます。

こちらを見ていただくとわかる通り、
70MB/s前後の性能です。
となると、600Mbps=75MB/sの動画撮影には対応できない。と言えます。
ですから、このSDカードではSony FX30の性能をフルに発揮できないということになります。
とはいえ、そこまで高画質で撮影しないのであれば、
このSDカードで十分です。
通信速度以外でSDカード選びに大切なこと。
SDカードの選び方については何となくわかっていただけたと思います。
実はもっと安い256GBのSDカードなんかも通販で入手可能ですが、
注意点があります。それが、信頼性です。
Sandiskの2枚のカードを紹介したのにも理由があります。
それが信頼性の高さです。
SandiskはBCNというマーケティング調査会社の調査で、
3年連続メモリーカードのシェアNo.1を獲得しています。
それくらいみんなが使っている。ということです。
それに加え、extreme proとextremeに関しては、
無期限の保証が付いています。無期限というのはすごい自信ですよね。
Sandiskの保証について記載があるページ(公式ページに飛びます。)
大事な瞬間を切り取るデータですから、
データを保管する大事なSDカードも信頼性を重視したいですね。
今回のまとめ
今回はSony FX30でわたしが実際に使用しているSDカードの紹介と、
SDカードの選び方についてご紹介しました。
安くて大容量のSDカードも増えてきましたが、
結局のところ、一番最後は信頼性な気がします。
安くても大事なデータが飛んでしまったら…
初めから高信頼性のSDカードを使っていたら….
値段と容量ももちろん大事ですが、
信頼性についても少し気にしてみてはいかがでしょうか??