今回は、実際にわたくしコスパ太郎がGOOPASSでニコンZレンズを
レンタルした経験から疑問に思ったことを調査してみました。
GOOPASSはカメラや交換レンズをレンタルできるサービスです。
レンタルと購入、メリットデメリットがありますが、
今回はコスパが良いのは購入or レンタルなのかについて調べたので
紹介させてもらいます。
GOOPASSのサービスについては、
こちらの記事に詳しく書いてありますので、
GOOPASSが何なのかわからない人は一度ご覧になってもらったほうが
イメージが付きやすいです。
調査したのは、NIKONのズームレンズを中心に選択。
GOOPASSでレンタルできるNIKONのZマウントレンズの中から、
ズームレンズを中心として選んでみました。
一部単焦点しかないランクもあったので、
その場合は単焦点のレンズを選択しています。
比較に使用したレンズは以下の13本です。
NIKKOR Z 40mm f/2 |
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 |
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 14-30mm F4S |
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 |
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S |
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S |
NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S |
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S |
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S |
ニコンのズームレンズを選択したのは特に意味はないです。
単純にわたしがニコンのZカメラを愛用しているからです。
市場の売価を調査(Amazon)
今回新品のレンズの値段を調べるのに使ったのは、
みんな大好きAmazonです。需要がすぐに価格に反映されやすいので
Amazonの値段を参考にしてみました。
NIKKOR Z 40mm f/2 | \33,000 |
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR | \46,000 |
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 | \42,395 |
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ | \48,636 |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | \92,900 |
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 | \113,382 |
NIKKOR Z 14-30mm F4S | \164,736 |
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | \150,000 |
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | \138,027 |
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S | \318,500 |
NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S | \299,071 |
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S | \317,000 |
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S | \350,000 |
この表を見てもらうとわかる通り、
ズームレンズに限って言えば、APS-C用のレンズが4万円台から、
ズームレンズの一番高級な100-400mmが35万円。
一言にレンズと言っても、
価格の幅がとんでもないですね…一番高いレンズの値段で、
一番安いレンズが約9本買えてしまう。すごい世界ですよね。
GOOPASSのランク月額
それでは、GOOPASSのレンタルにかかる月額費用を
RANK毎に表にしてみましょう。
RANK0 | \2,970 |
RANK1 | \7,480 |
RANK2 | \11,980 |
RANK3 | \16,380 |
RANK5 | \27,280 |
RANK6 | \33,880 |
表にしてみると、
RANKが1上がるごとに約5,000円値上がりしているように見えますね。
RANK6で月額33,880円とみると、
レンタル代で30,000円越えか!となりますが、
借りるものが30万円オーバーだったりするので、
当然と言えば当然ですよね。
GOOPASSの月額と市場価格を比較してみる。
最後にレンタルしたほうがコスパがいいのか、
それとも買ってしまったほうがコスパが良いのか比較してみましょう。
結果の表はこちらです。↓↓↓
1点だけ実は重要な事実が隠されています。
あなたは気づきましたか??
まず一番上のRANK0を見てみましょう。
月額2,970円で33,000円のレンズを借りられます。
つまり、単純計算で11か月レンタルするのと、
購入するのはほぼ同額となります。
ですから、11か月を超えてレンタルする予定があるのであれば、
購入してしまったほうがコスパが良いということです。
他にも、一番下のRANK6を見てみても、
RANK0と似たような結果となっています。
11か月分のレンタル費用と、購入金額がほぼ同額ですよね。
重要な事実。GOOPASSにはコスパの悪いRANKがある。
先ほど重要な事実があるとお伝えしましたが、
それは、RANK1をよく見るとわかります。
これまで見てきたRANK1以外のRANKは、
レンタルの月額11か月で、購入金額がほぼ同額でしたね。
実はRANK1のみ、11か月もレンタルすると、
レンズが約2本買えてしまうんです。
例えば、DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRの場合、
新品で購入する場合46,000円です。
RANKは1ですから、レンタルの月額料金は7,480円です。
計算すると、46,000/7,480で、
約6か月レンタルすると新品の購入額とほぼ同額になります。
つまり、半年を超えてレンタルするのであれば、
最初から購入してしまったほうがコスパが良いということです。
【結論】コスパが悪いのはRANK1それ以外は大体一緒。
というわけで今回はGOOPASSのコスパの良いランクについて調べてみましたが、
予想外にコスパの悪いランクが見つかってしまいました。
補足としては、この市場価格は、
発売してからの期間が開いていたり、需要の関係に影響されます。
値下がりが激しいレンズも世の中たくさんあります。
そのため、レンタル開始時には
11か月分のレンタル料金で設定されていたものが、
レンズの値下がりで結果的にコスパが悪いランクが出てきたのかなと予想しています。
借りる側のわたしたちはそんなのは興味はないと思いますから、
とりあえずGOOPASSでレンタルするときは、現在の新品の値段を調べてみて、
レンタル料金とにらめっこすることをお勧めします。
それから、自分がそのレンズをどれくらいの頻度でつかうのか?
毎月使うのか、それとも年に何回かのイベントごとでつかうのか?
それによっても当然変わってきます。
年に2,3回しか使う予定がないのであれば、
当然使うときにレンタルしてしまったほうがコスパがいいです。
そこはご自分でよく考えてみてください。
最後にGOOPASSのリンクを貼っておきます。
それでは良いコスパライフを。
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