コスパ抜群なCFExpressカードの大容量(1TB)をご紹介

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コスパ太郎です。

 今回は、ちょっと高めのカメラに最近搭載されることが多くなってきたCFExpressカードについてのお話です。CFExpressカードにはTypeAとTypeBがありますが、TypeBについてです。

 ちょっと前にNikonのZ9を手に入れまして、Z9はCFExpress typeBが2スロットついていて、SDカードは使えないというわかりやすい仕様です。結構衝撃的でした…

 SDカードに比べてCFExpressカードは段違いの転送速度ですから、高級機種は自然とCFExpressカードに移行するんでしょうね…

 そんなCFExpressカードですが、とにかく値段が高い。SDカードに比べて高いんです。同じメーカーで、書き込めるデータ容量だったとして、SDカードの値段の軽く倍です。

 SDカードに比べて高額ということは、当然大容量のCFExpressカードなんていうと、SDカードとは比較にならないほど高額になります。

 この値段が安く抑えられたら最高じゃないですか?

 TypeBに関してはちょっとしたコスパ抜群の裏技があります。今回は2種類の方法を紹介してみます。
そのうち1種類は私が実際に運用している方法になります。

この記事を読むことでわかること

コスパ抜群のCFExpressTypeBの裏技がわかる

自己紹介

年間通販サイト100アイテム以上購入し、良いアイテムも悪いアイテムも世間に発信することを使命としてブログをやっている

コスパ太郎

cospa-taro

実際CFExpressカードはどれくらい値段が高いのか?

 冒頭でCFExpressカードが高額とお伝えしましたが、実際どれくらいの値段なのか見ていきましょう。

 定価は置いておいて、実売価格は、みんな大好きAmazonでの価格が参考になるでしょう。できるだけ安く済ませるなら、どうしても家電量販店で販売されいてるものは候補から外れます。

 家電量販店だとどうしても一流ブランドのCFExpressカードしか置けないですからね。その点Amazonでは聞いたことがないブランドのもので冒険できてある意味楽しいです。

 とはいえ、一応一流ブランドのCFExpressカードの値段も見ておきましょう。この値段が上限金額という意味では一つの指標になりますからね。

SONYのCFExpress TypeBカードの値段は?

 メモリーカードと言えば外せないのがSONYです。XQDとかよくわからないカードも出していますが、流行らないですね…昔業務用のFS7というカメラを使っていたときはXQDしか使えない仕様で扱いにくくて困ったのはいい思い出です。

 そんなのはどうでもいいのですが、SONYのCFExpress TypeBから値段を見てみましょう。

 記事執筆23年6月28日時点では、税込み23,460円です。これ容量128GBなんですよね…容量128GBで2万円越え。恐ろしいです。もう一度言いますが、容量は128GBです。128TBじゃないですからね。

 当然品質に関しては文句ないでしょうが、まあちょっと高いですね。ちなみに512GBなんて選択すると…

 512GBは記事執筆時点で、税込み64,800円。もはやちょっとしたエントリー機種の一眼カメラ買えます。それだけ高額ということです…

SUNEASTのCFExpress TypeBカードの値段は?

 続きまして、大阪に本社を置く国内メーカーとして、コスパが良好なSUNEASTのCFExpressカードを紹介しておきます。

 SUNEASTとは、製品のブランド名で、販売しているのは、旭東エレクトロニクスという会社です。

 PC用の増設用としてSSDを何回か購入したことがありますが、コスパ太郎の個人的な感想としては、安いけど普通に使える。というイメージです。コスパは良好という印象。

 そんなSUNEASTのCFExpressカードはいくらかというと…

 128GBの容量は、23年6月28日時点で、税込み13,050円。

 ということで、SONYの半額くらいですね。一気に安くなりました。丁度SUNEASTの256GBとSONYの128GBと同じような値段です。

 ちなみにAmazonのレビューを確認しても、星5つが62%と結構よさげです。ただし書き込み速度がCFExpressカードにしてはちょっと遅いようですね。そこら辺の話は後ほどご紹介します。

執筆時点で一番安いCFExpressカードの値段。

 さて、最後は当然一番安いやつですね。Amazonで記事執筆時点で一番安いのはこれでした。↓↓↓

 容量128GBで23年6月28日時点で税込み8,990円。

 SUNEASTの半額とはいきませんが、SONYと比べるとトンでもなく安いことがわかりますね。ただこちらもSUNEASTと同様、後ほどお話する注意点があるので、
安いからこれでOKというのはいけません。

 ちゃんと注意点まで読んでから決めて下さいね。安物買いの銭失いになることがあります。すくなくとも私は一度ハズレを引いて返品した経験があります。返品作業は大した手間ではありませんが、大事な場面で書き込み出来なくなったら最悪です。

SDカードに比べてCFExpressカードの性能は?(値段の妥当性と注意点)

 先ほど安いなら何でもいいわけではないとお話しましたが、それが注意点になります。いわゆる性能に関するところですね。

 SDカードを選ぶ時も気にしていたと思いますが、SDカードや記憶媒体の性能とは何でしょう??

 そうですね。転送速度ですね。

 もちろんSONYの打ち出しているTOUGH(強度UP)とかちょっと他のものと差別化している場合もありますが、基本的に記録媒体は通信速度が命です。

 では、今まで紹介したCFExpressカードの通信速度はどんなもんでしょうか??

 表にしてまとめてみました。

メーカー読み込み速度書き込み速度値段(税込み)Amazonリンク
SONY 128GB1700MB/s1480MB/s23,460円Amazonの商品ページへ
SUNEAST 128GB1550MB/s550MB/s13,050円Amazonの商品ページへ
Nextorage 128GB1100MB/s550MB/s8,990円Amazonの商品ページへ
値段は23年6月28日時点のAmazonを参考。

 結果をご覧いただくと、表にしてしまうと何となくわかっちゃいますよね…

 安いものには意味があるということがよくわかります。SONYに対してNextorageは3倍近い書き込み速度の差がありますが、値段としては3倍にならないくらい。通信速度だけ見てしまうと値段も割と妥当なのでは?と思ってしまいます。

今まで(今でも?)主流のSDカードと性能比較してみる。

 世間一般にはCFExpressカードなんて言って通じるのはごくわずかなマニアだけ。しかも基本カメラくらいにしか使わないですから、一般人は見たことも聞いたこともありません。

 ただ、そんな一般人でも広く知っている、つまり主流の記録媒体と言えば、SDカードですね。

 SDカードに対してCFExpressカードは高いと冒頭で説明しましたが、実際性能差はどれくらいあるのか見ていきましょう。

 ターゲットはこちら。SDカードと言えばSanDiskですよね。

 こちらの128GBのSDカードですが、記事執筆時点で税込み9,857円。

 つまり先ほど一番安いCFExpressとして紹介したNextrageよりも1,000円高いです。この2つの性能を比較してみました。その結果がこちら。↓↓

商品読み込み速度書き込み速度税込み値段Amazonリンク
SanDisk Extreme PRO
※SDカード
280MB/s100MB/s9,857円Amazonの商品ページへ
Nextorage
※CFExpress TypeB
1100MB/s550MB/s8,990円Amaonの商品ページへ
どちらも容量128GB。23年6月28日記事執筆時点のAmazon価格

 よく見てください↑↑↑↑

 書き間違いではありません。どちらも理論値ではあるものの、書き込み速度については、NextorageですらSanDiskのExtreme PROに対して5倍の速度が出ます。

 つまり理論値ではあるものの、CFExpressカードはSDカードの5倍の転送速度が出ます。この差は驚異的です。それだけCFExpressカード自体のポテンシャルが高いことがよくわかりますね。

じゃあ通信速度が速い安いやつでいいのか??

 ということで、値段がある程度抑えられていて、通信速度が速いCFExpressカードが最強という話になりそうですよね???

 私もそう思っていた時代がありました。丁度Z9用にCFExpressカードをAmazonで探していた時期でした。

 そんなときこんなCFExpressカードがあったんです。メーカー名なんて聞いたことないですよね。

 このメーカーの256GBのものを2枚購入してZ9で運用していました。256GBで読み込みが1700MB/s、書き込みが1600MB/sと表記されていることから、本当にこの速度が出るなら超お買い得です。

もう一度表にしてみると、INDMEMはこうなります。

メーカー読み込み速度書き込み速度値段(税込み)Amazonリンク
SONY 128GB1700MB/s1480MB/s23,460円Amazonの商品ページへ
SUNEAST 128GB1550MB/s550MB/s13,050円Amazonの商品ページへ
Nextorage 128GB1100MB/s550MB/s8,990円Amazonの商品ページへ
INDMEM 128GB1700MB/s1600MB/s8,999円Amazonの商品ページへ
値段は23年6月28日時点のAmazonを参考。INDMEMはクーポン1,000円引きを使用。

 もはやNextorageの値段でSONYの通信速度が手に入るというトンでもスペックです。私はこの商品を見つけて久しぶりに感動しました。「コスパ最高じゃん」と。

 ただ….2回ほど使用して1枚がパソコンにもカメラにも認識されなくなりました。まだ1枚生きていますが、まあ時間の問題かと思います。

 安くて通信速度もいい!けど耐久性に難あり。なのでオススメしないです。

CFExpressカードTypeBの裏技

 さあ、前置きが長くなりましたが、CFExpress TypeBのコスパ抜群の裏技の紹介です。

 TypeAはごめんなさいこれは使えません。CFExpress TypeB限定の裏技です。

 この裏技は、高速通信できる記録媒体を使います。あなたは高速通信できる記録媒体と言われて何を思い浮かべますか???

 答えは、SSDです。このSSDを使った裏技を2つ紹介します。

裏技1:CFExpressTypeB型のケースにSSDを入れる。

CFExpressTypeBのケースに入れたSSD
右側が今回紹介するSSDのケース。

 これは私が実際に今現在運用している方法です。言葉だけだとわかりにくいですよね??これが実際の私のCFExpressTypeB型のケースにSSDを入れているものです。※右側

 これだけ見ても普通のCFExpressカードですよね??左隣のINDMEMの物とサイズ感は全く一緒です。

 当然サイズがCFExpressなのでZ9でもなんでもCFExpress TypeBカードのスロットがあるカメラであればなんでも挿せます。

 重要なのは、姿形がCFExpressTypeBの形をしているが、中身はSSDということです。

ケースとSSDは何を買えばいいのか?

 ここまで聞くと、どれを買えばいいのか?と思いますよね。安心してください。私がZ9で使用している組み合わせについてご紹介します。

まずケースはこちら↓↓↓

 商品画像からわかるように、モナカ構造になっていて、分離した状態で届きます。端子にSSDを挿して、その後蓋を閉じて完成です。

 全く難しくないので、電子部品を触ったことが無い人でも大丈夫です。

 次にケースに入れて使用しているSSDはこちら↓↓↓

 CORSAIRのMINIシリーズの1TBです。ssdのサイズとしては、M.2 2230というサイズです。少なくてもこのSSDと先ほどのケースを使うことでZ9で8K動画撮影など問題なく行えています。

 このM.2 2230というサイズが重要です。このサイズを間違えると先ほど紹介したケースに収まりませんので、サイズだけは注意しましょう。

 紹介したCORSAIR以外のほかのM.2 2230もありますので、安いものを探して試してみるのも面白いかもしれません。

ここからAmazonでM.2 2230を検索した結果を表示できます。

 先ほど出てきたSUNEAST製のM.2 2230もあったのでリンクを貼っておきますね。

裏技1の費用対効果について真面目に考えてみる。

 CFExpress TypeBのケースにSSDを突っ込むという作戦ですが、結局、通信速度も値段も通常のCFExpress TypeBとどれくらい違うのか気になりますよね??

 大容量で安いというのはもちろん魅力的ですが、通信速度がSDカード並みだと使い物にならないですから。

 というわけで通信速度を含めて表にして比較してみましょう。

メーカー読み込み速度書き込み速度値段(税込み)Amazonリンク
SONY 128GB1700MB/s1480MB/s23,460円Amazonの商品ページへ
SUNEAST 128GB1550MB/s550MB/s13,050円Amazonの商品ページへ
Nextorage 128GB1100MB/s550MB/s8,990円Amazonの商品ページへ
裏技1
CORSAIR 1TBの場合
4800MB/s4800MB/s26,980円Amazonの商品ページへ
値段は23年6月28日時点のAmazonを参考。

 SONYの128GBに約3,000円追加すると1TBのメモリーカードが手に入ると考えると、とんでもないコスパですよね。しかもSSDなので通信速度はCFExpressカードに比べて段違いです。

 ちなみに、私がこのSSDを購入したときは今より4,000円以上安かったので、SONYの128GBよりも安かったです…

 しかもです。INDMEMの一件がありましたが、こちらのSSD、ちゃんと5年保証とうたっています。

 5年も持てば十分ですよね。こんなに安くて通信速度は不満なく、さらに5年保証付き。買わない理由がない…

裏技2:CFExpressカードのダミーを挿して線だしする。

 ほとんど裏技1と似たような発想です。ただし、違うところは、SSDのサイズが大きいものが使えるところです。

 裏技1では、あくまでもCFExpress TypeBのサイズに収まるようにSSDを選択する必要がありましたね?M.2 2230というサイズのSSD限定です。

 ただ、この裏技2の方法だと、カメラ本体に挿すのはダミーのCFExpressカードなので、SSDをカメラ本体に収める必要がないです。

 ちょうどこの商品の画像を見てもらえばわかりますね??

 こちらの方法だと、裏技1と比較してメリットデメリットがあります。

裏技2のメリット

 裏技1で使用したM.2 2230よりも大きいサイズのSSDを使うことになりますが、一般的にSSDのサイズが大きくなると、値段は下がる傾向にあります。

 容量はそのままにサイズを小さくするほうが技術的に難しいですから高価になるのは当然ですね。

 一例として、M.2 2280が使用できるようなので、少し調べてみると、1TBで5,000~6,000円程度から販売されていました。

 裏技1に比べてアダプタ自体が高額なのですが、SSDと合計すると1TBで比較した場合ほとんど似たような金額になります。※購入時期によって金額の上下はあります。

 もし複数のSSDを差し替えて使うような場合には、同じアダプタを使いまわすことで安価に運用できるかもしれません。

裏技2のデメリット

 これは物理的なデメリットです。ダミーのカードを本体に差し込んで、出てくるのはケーブルなわけですが、カードのところからケーブルが出るので、カメラの蓋が締められません。

 この蓋、カメラの機種にもよると思いますが、カードスロットの蓋が右側にあると結構絶望です。

 カメラで撮影するときにCFExpressカードを収めるところの蓋が開きっぱなしなわけです。蓋自体を取り外せる機種もありますが、それ以外の機種は蓋が開いた状態でシャッターを切らないといけない…

 三脚に常に置いておくならまだしも、手持ちで蓋が無い状態はさすがに実用性は低いですよね…それに蓋が解放状態ということはそこからホコリ・チリ・雨や水などが内部に侵入してくる危険性もあります。

実際に裏技1で運用してみた感想

 NikonのZ9で運用していますが、今のところ特に不具合はありません。

 ちゃんとPCへの転送も問題なく行えています。後ほど記事にしますが、無名のCFExpressカードは2枚のうち1枚は速攻で使えなくなってしまったので、それよりも耐久性はあると言えます。

 中身はSSDですから、転送速度も全く不満ありません。連写もストレスなくできますし、8K60pのRawもちゃんとコマ落ちすることなく撮影できます。

今回のまとめ。CFExpress TypeBなら安く済ませる方法がある。

 今回はSDカードよりお高いCFExpressカードを、いかにコスパよく大容量の物を導入するか?について少々裏技チックな内容をご紹介しました。

 当然ですが、この方法は、カメラメーカーからは推奨されていません。推奨されているのは当然、カメラメーカーからリリースされている純正CFExpressカードです。

 このSSDを導入したことによってカメラ側に損傷などが起こっても、本ブログは一切責任を持てません。ので、自己責任でお願いしますね。

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