Zfcは持ちにくい?グリップを追加するメリット3つ解説。

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 Zfcってレトロな感じがしていいですよね。妻のカメラがZfcなので、たまに触らせてもらいますが、フォルムがいい味出していて最高にクールですよね。

 ただ、その見た目のせいというか、しょうがない部分ではあるのですが、「なんか持ちにくいな…」そう思ったことはありませんか?最初はレトロなフォルムに気に入って使い始めても、使っていくうちにだんだんと持ちにくさが気になってくるかもしれません。

 普段わたしはZ9を使っていて、Zfcに比べて数倍の重さのカメラを使っているわけですが、グリップが持ちやすいため、手先が疲れるようなことはありません。もちろん重いので腕全体には負担がかかりますが。

 じゃあなんでZ9よりも全然軽いZfcのほうが手先が疲れるのか?その原因がここ。

 昔のカメラのフォルムを再現しているため、ここが平らになっているからですね。

 現代というか、今どきのカメラのグリップはこうなっていますよね。

 もちろん、現代のフォルムではなくレトロなフォルムとなると、どうしてもグリップが平らになるのはしょうがないのはわかる。いまどきのカメラのグリップにした途端レトロ感なくなっちゃいますから。

 ただこの平らなグリップ、今どきのカメラに慣れていると、想像以上に持ちにくくないですか?おそらくこの記事を見ているということは、これからZfcを手に入れる予定があるか、もしくはすでに手に入れているのではないでしょうか?

 先に結論を言っておくと、追加のグリップを付けることで、グリップは強化されて、レトロ感は最小限の犠牲で済むようになります。

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コスパ太郎

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この記事を読むとわかること

Zfcのグリップを改善して、持ちやすくする方法と、そのメリットについて理解できる。

持ちにくい原因はココの形状

 冒頭でもご説明した通り、持ちにくいのは、平らなグリップのせいです。このグリップはレトロ感を十分に引き出してくれる一方で、持ちにくさにもつながっています。

 Zfcは、最近のカメラにしては軽い方ですので、グリップが平らでも持ちにくさはあまり感じないかもしれません。特に、初めてちゃんとしたカメラにZfcを選んだ人はなおさら気づきにくいかもしれません。

 昔のフィルムカメラはもれなくこのような形でしたが、最近このような形のカメラは珍しいですよね。

最近のカメラのグリップの形状はどうなっている?

 さて、Zfcは持ちにくい持ちにくいと繰り返してきました。では、最近のカメラのグリップって、平らじゃなくてどうなっているか?を実物を交えて紹介してみます。

  作っているメーカーは異なりますが、以前使っていたSONYのカメラで確認しておきましょう。こちらはフルサイズミラーレスとして爆発的に売れたα7iiiです。グリップを見てもらえばわかりますが、しっかりと飛び出ていますね。

 この時からカメラ本体をしっかり持つためにアイテムを追加していました。赤いフレームのようなものがそのアイテムです。小指がどうしてもはみ出そうで、グリップの長さが足りなかったため、このアイテムを使ってグリップの長さを延長していました。

持ちやすくするためにどうしたらいいか?

 ココまで来て本題です。Zfcはグリップが平らで持ちにくい。最近のカメラのグリップがついたらもっと使いやすいのになあ。でも、いかついグリップにしたらレトロ感ないし、可愛くないな..

 そんなときにはこちら。グリップ増設できるアイテムがあるんです。

 実際に付けてみるとこんな感じ。

Zfc-grip
Zfc-grip

 どうでしょう。これ、つける前後で全然グリップ感が変わります。もちろん、最初からグリップがしっかり付いているカメラと比べてしまうと、貧弱なグリップですが、あるのとないのとでは大きく差があります。

 一体感もなかなかですよね。まるで最初からついていたかのような見栄えです。はじめ取り付けたときは感動したのを覚えています。なんでこんなにフィットするんだ!と。

グリップを取り付けるメリット・デメリット

 グリップを取り付けると、メリットがあるのですが、反対にデメリットも存在します。いいことばっかり言ってもしょうがないので、実際に使っている私が感じているリアルな意見をここで発表したいと思います。

グリップをZfcに追加するデメリット2点

まずはどんなデメリットが存在するか解説をしたうえで、どんなメリットがあるのかご紹介します。具体的なデメリットは下記2点です。

  • グリップを買わないといけないので追加のコストがかかる。
  • レトロ感が若干失われる。

グリップを買わないといけないので追加のコストがかかる。

 グリップは別売りです。標準ではついてきませんので、購入しなければいけません。となると、当然コストがかかってきます。値段についての感じ方は人それぞれですから、本記事を最後までご覧いただき、このグリップを導入するメリットも含めて、費用対効果で決めてみてください。

 値段は日々変化するものですので、一度Amazonで現在の値段を見ておくことをお勧めします。

レトロ感が若干失われる。

 外観の話ですが、Zfcはレトロなフィルムカメラのようなフォルムが特徴的ですよね。グリップを追加することで、若干近代的になり、スタイリッシュになります。見た目がこのほうが良いと思うのならば問題ないですが、もしレトロ感を大事にしたい…となるとすこしデメリットかもしれません。

 ただし、このデメリットを無視できるほど大きなメリットがあります。以下のメリットにも目を通してから判断してもらったほうが良いと思います。メリットが大きいことに気づかずに過ごしてしまうのはもったいないですからね。

グリップを拡張するアイテムをZfcにつけるメリットは3つ。

 実際にZfcに紹介したグリップをつけて撮影してみると、メリットが3つ見つかりました。そのメリットについてご紹介しましょう。

  • 撮影するとき安定する。
  • 持ち運びするとき安全。
  • シャッタータイミングを逃さない。

 どれもグリップによってホールド性が上がることによるメリットです。具体的な説明をしていきましょう。

メリット①:撮影するときの安定感向上。

 いきなりですが、カメラを使って撮影するときってどうやってカメラを持っているでしょうか?

 一般的には、ファインダーをのぞきながら、右手でもって左手で支えますよね。つまり、右手の役割がとっても大きいわけです。

Zfc-grip-hold
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 想像してもらえばわかりますが、右手が安定しないと、カメラ自体が安定しません。カメラが安定しないとまずいことがありますよね?一つ目は構図が微妙にズレて、思った通りの写真にならない。二つ目はかなり深刻な問題です。そう、手振れですね。最近のカメラはカメラ本体やレンズに手振れ補正機能が搭載されていますが、それでも手振れしないに越したことはないですよね。

 まとめると、手振れさせないためにグリップがしっかりしていたほうがいい。ということです。

メリット②:持ち運びするときの安全性向上。

 次にご紹介するメリットは、持ち運びのタイミングで発生します。

 カメラを常に三脚に乗せておくのもいいですが、やはり外に持っていくのがメインの使い方になるのではないでしょうか?家の中で撮影するのもいいですが、出かけた先で撮影することのほうが多いですよね。

 出かけた先で撮影するときもそうですが、カメラを持って移動するシチュエーションは多く発生しますよね。例えば5分歩いて撮影、電車に乗るのかバスに乗るのか、乗り物に乗って移動して、また到着したら撮影して。こんな感じでカメラは移動するとき持ち運んでいるはずです。

 毎回カメラバッグにきちんとしまえば問題ないですが、例えば自然を感じながらゆっくり散歩するところを想像してみてください。鳥のさえずりを聞きながら、木々の間から暖かい木漏れ日がさしています。近くに川があるのでしょうか、せせらぎも聞こえてきます。

 この状況で、歩いて撮影、すぐしまって歩き始めて、とやるでしょうか?そんなわけないですよね。カメラを出したまま移動することもあるはずです。

 また、例えば乗り物に乗るとき、乗ったらカメラをバッグにしまおうと思って、ストラップを肩から外しますよね。その時カメラを支えているのは、あなたの手とカメラのグリップです。

 もう一度言います。カメラのグリップをもってカメラを支えています。つまり、このグリップが滑りやすい、握りづらい場合、どうなるか想像してみてください。

 想像もしたくないですが、例えば少し手が汗ばんでいて滑りやすくなっていたり、飲み物の結露が少し手についた状態でグリップを持ったり。こんな時ツルっといったらどうなるでしょう….

 まとめると、日常の何気ない一瞬でカメラを落としてしまう危険性(リスク)を下げる効果があります。

メリット③:シャッターチャンスを逃さない。

 最後のメリットは、カメラを構えるスピードの向上です。

 カメラを撮影するときは、右手でグリップを握って、左手で支えますよね。このポジションが撮影するポジションだとすると、首から下げている状態からいかに撮影するポジションに移行できるかで大きな差が生まれます。

 また旅先で自然の中を歩いているところを想像してみてください。あなたはいま広い草原を歩いています。首から大事に使っているZfcがぶら下がっています。何か美しいものがあれば撮影したいと思って、被写体を探しています。そんな時、白い大きな鳥が歩いているのを発見しました。なんという鳥だろう?と疑問に思ったのもつかの間、羽を羽ばたかせて飛ぼうとしています。あなたは急いでZfcを構えようとします。ただ、グリップが定まらないため手間取ってしまいます。するとどうでしょう?Zfcを構えたと思ったらすでに白い鳥は羽ばたいて飛んで行ってしまいました。

 グリップを追加すると、右手の位置が自然と決まります。グリップがないと、平らな板を持つ感覚なので、いい意味で自由に構えることができる。悪く言うと、一発で構えられない。ということになります。

 当然慣れの問題もありますが、グリップがあったほうが、手の感覚の目印となるため、自然と構え方が決まるようになります。自然と構えられるということは、その分撮影開始までの時間が短縮できることを意味します。つまり、撮影したいと思ったときに瞬時に撮影できる。シャッターチャンスを逃さない。ということですね。

まとめ:Zfcのグリップ追加でもっと使いやすく!

 今回はZfcのグリップを強化するツールについてご紹介しました。デメリットも2つほどご紹介しましたが、それに対して3つご紹介したメリットのほうが大きいと思いませんか?

 最後にメリット・デメリットについてまとめておきましょう。

まとめ

グリップを追加するデメリット2つ

  • 追加のコストがかかる。
  • レトロ感が若干失われる。

グリップを追加するメリット3つ

  • 撮影するときの安定感向上。
  • 持ち運ぶときの安全性向上。
  • シャッターチャンスを逃さない。

 今回ご紹介した追加のグリップは、Amazonなどの通販で購入可能です。
もし気になったら、こちらのリンクから飛んで商品説明を確認してみてくださいね。

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