コスパ太郎です。
今回は動画や写真を撮るときに使うバッテリーの紹介です。
撮るときと表現していますが、カメラの電源はもちろん、周辺機器にも給電できます。
具体的には、LEDライト照明や外部モニターですね。
室内で電源が取れるところなら特に気にならないですが、
外出先や室外で撮影するとなるとやっぱり電池(バッテリー)が必要になるんですよね。
そんなときに重宝するバッテリーの紹介になります。
今回買ったもの(SANOOV NP-F550/570互換バッテリー)
早速今回購入したものの説明をしてきましょう。
バッテリーなので、重さや電池容量についても気になるところですよね?
今回買ったものは、Amazonで購入しました。
わかりやすくするために写真を多めにして解説していきます。
そもそも NP-F550/570バッテリーとは?
さて、互換バッテリーという名前ですが、
その互換元のバッテリーについて理解しておく必要があります。
NP-F550とNP-570というバッテリーは、
SONYのバッテリーです。
言ってしまうと、カメラの電源を取るためのバッテリーで、
本体にカチッとはめて使うのが前提の電池と思ってもらえればOKです。
対応しているカメラは、主に業務用のビデオカメラがほとんどで、
家庭用カメラには殆ど対応していません。
SONYのHPからバッテリーとカメラの対応表がありますが、
一例としては、こんなカメラがNP-F570に対応しています。
いかにも業務用ですよね。
では、このような業務用のカメラを持っている人以外、
今回紹介するバッテリーは不要なのかというと、答えは…
NOです。
実は、このバッテリーの形状と電圧に合わせて、
LED照明や外部モニターへの電源供給ができるんです。
この内容については、使いどころの章で詳しくご説明します。
どんな時にこのバッテリーが使えるか?~使いどころ~
それでは、業務用のカメラ以外でどんな使い道があるかご紹介しましょう。
じつは私もこのような業務用のカメラは持っていなくて、
もっぱらライトや外部モニターにしか使っていません。
ただ、それでも十分に活用できますのでご安心ください。
使いどころはズバリ電源が取れないときの撮影時
さて、具体的にどんなものに使えるかご紹介しましょう。
実際にわたしが使っているものも紹介したいと思います。
私の使い道としては、以下の3点です
一つずつ順を追って解説していきます。
LEDライト照明(ビデオライト)の電源
LEDライト照明は、動画撮影の時によく使いますよね。
写真撮影は依然としてストロボ(フラッシュライト)の出番が多いですが、
動画撮影となると、ストロボは使えません。
動画撮影が一般的になった昨今だと、
LEDライト照明、通称ビデオライトなんて呼ばれますが、
これが結構活躍します。
では、このビデオライト、電源はどこからとるか?
という問題が発生するわけですね。
通常、光量が多い大出力のビデオライトだと、
そもそも重量もあるので、三脚に載せて、室内撮影がほとんどです。
室内撮影なので、基本的にはコンセントが近くにあるため、
コンセントから電源を持ってきます。
では、室外や自由にコンセントが使えない状況だと、
こんな感じのコンパクトなビデオライトが使われるのが一般的です。
無数のLEDが中に入っていて、拡散板で光を均等に照射する仕組みです。
このビデオライトですが、2種類の電源供給方法があります。
ウラを見てもらえればわかりますが、
左下に、丸い端子を挿すところがありますね。
これは、コンセントから電源供給するときに使います。ACアダプターの接続端子です。
もう一つの方法が、真ん中にあるくぼみにバッテリーを挿す方法です。
こんな感じで挿します。
ピッタリはまっていますね。
この状態でもう電源を入れればライトが付きます。
カメラ本体用として開発されたバッテリーが、
照明用として使えるってなかなかすごいアイデアですよね…
ちなみにこのNP-F570に対応しているビデオライトはAmazonなんかでは結構
すぐに見つかります。
↓こんなのとか(私が使っているものの型違いでしょうか…似てます。)
↓こんなのもあります。(バッテリー2個使う大型のもの)
外部モニターの電源
写真撮影だとそこまで多用している人は少ないと思いますが、
動画撮影だとやはり本体の小さい画面ではなく、
大きめの画面で確認しながら撮影することが多いですよね。
そうなると、自然と外部モニターが必要になります。
その外部モニターですが、
室内のスタジオのようなところで撮影するならまだしも、
室外だとカメラ本体に取り付けられるくらいが限界ですよね。
わたしはこれくらいのサイズのモニターです。
ペンの大きさと比較してもらえれば大体の大きさはわかってもらえると思います。
じつはこのモニターも、ウラを見てみると…
こんな感じでまたバッテリーを挿すくぼみがあります。
ここにバッテリーを挿せばモニターが起動します。
カメラ本体の電源
このバッテリーに対応したカメラじゃなくても、
カメラ本体へ電源供給することも可能だったりします。
それが、これです。
ちょうど真ん中に移っているのが、バッテリープレートと呼ばれるものです。
さらに、ここから電線を伸ばして、
カメラ本体にダミーバッテリーを入れます。
すると、このNP-F570バッテリーから、本体に給電される。
という仕組みです。
これはSONYのFX30というカメラで実際に運用している形です。
詳しくはこちらに以前書いた記事があるので参考にしてみてください。
SANOOV NP-F550/570互換バッテリーの紹介
ここまででこのバッテリーの汎用性や、使い道について
ご理解いただけたと思います。
ということで、ここからは今回購入したSANOOVの互換バッテリーの
レビューをしていきたいと思います。
梱包状態
まずは梱包状態ですね。
外箱はこんな感じです。結構しっかりしてますね。
箱を開けてみましょう。
今回はバッテリー2個と充電器のセットなので、
右側の二つの箱がバッテリーで、左の白い箱が充電器ですね。
段ボールから出してみましょう。
ちゃんと説明書も入っていますね。
それぞれ袋に梱包されているのもいいですね。
バッテリーですから、ここら辺の梱包をいい加減にしていると結構危ないですからね。
今回の商品は大丈夫そうです。
説明書は日本語でした。
ところどころ変なフォントになっていましたが、
中国製なのでしょうがないですね。
バッテリーの重さを計測
意外とバッテリーって重いんですよね。
そのことはこれまで運用してきてよくわかっているので、
今回重量測定してみました。
バッテリー単体で99.5gなので、大体100gという認識で大丈夫ですね。
手に持った感じは結構軽い感じです。
今まで運用していたのがサイズがデカい大容量のモノだったので、
それよりは全然軽いです…
スペック
スペックは、NP-F550/570互換といっていますが、
電圧はDC7.4VでNP-F570の公称値DC7.2Vに対して少し高いですね。
まあ誤差みたいなもんだと思いますが。
電池容量としてのスペックとしては、
2600mAhという数字が記載されています。
NP-F570は2100mAhという数字ですから、
単純に数字だけ見ると2割~3割程度容量が大きい計算ですね。
重量もNP-F570純正が約100gとなっていますから、
数字上は、重量は一緒で少しスペックが良いということですね。
参考までに純正のスペックを載せておきます。
ほかにどんなバッテリーがあるか?~ほかの製品と比較~
他にもNP-Fシリーズの互換品はいろんなところから発売されています。
もちろん互換品なので、家電量販店なんかには置いていません。
購入できるのは基本的にはインターネット通販です。
調べ方としては、NP-F 互換 くらいでもういくらでも出てきます。
いままで使ってきたNP-F970互換バッテリーと比較
さて、今までNP-Fの互換バッテリーも使っていたとお話していましたが、
具体的には、こちらの記事で紹介したバッテリーを使用していました。
これは、NP-F970の互換なので、NP-F570の互換とは異なります。
しかし、容量の大きさの差だけで、端子類のサイズや配置は全く一緒です。
数字の大きい970のほうは高さ方向が長く、その分電池容量が多いという感じです。
詳しくは以前の記事をご覧ください。
今回比較するのは、重量ですね。
NP-970互換バッテリーの重量も今回改めて測定してみました。
すると、こんな感じになりました。
322gという結果。結構ずっしり来ます。
今回購入したNP-F570の互換バッテリーが約100gですから、
3倍強の重さということになります。
では容量は?というと、
公称値ではありますが、NP-570互換の2600mAhに対して、
NP-970互換の容量は、7300mAh。
3倍の重さですが、3倍の容量は無い。という結果でした。
もちろんバッテリー容量は公称値ですから、
数字だけの判断は難しいです。製品のばらつきもあるでしょうしね..
一応大容量のバッテリーも気になるかもしれないので、
Amazonやその他のリンクは貼っておきます。
買ってよかったか?~総評・まとめ~
今回この商品を買ってよかったか?
についてですが、答えは買ってよかったです。
気軽に撮影したいとき(バッテリーが軽い)や、
バックアップ用のバッテリーとしてこれから運用していこうと思います。
これがあれば電池切れのリスクを減らすことができますし、
何より、いろんな周辺機器をこれで動かせるので、
まだ持っていないという場合は持っておくと後々使えると思います。
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